皆さまこんにちは。もりなが農園です。
今年から新たにいくつかの機械を導入しました!これにより作業の効率化や選別の精度アップなどが期待されます。
今日は新たに取り入れた機械たちを紹介したいと思います。
①籾粗選機
こちらは粗選機とよばれる機械で、籾摺り前に木の枝や小石、稲糀などの異物を除去します。
②籾摺機
この自動車メーカー顔負けのおしゃれなロゴが着いた機械は籾摺機と呼ばれます。
籾摺りとは、籾から籾殻を取り除いて玄米にする作業です。
大昔は唐臼という道具を用いて籾摺りをしていましたが、現代では機械のローラーによって籾摺りが行われています。摩擦によって籾殻を取り除くという点で原理は同じなのですが、最近の籾摺機は選別版と呼ばれる機械によって籾を自動的に振り分け、より効率的に籾摺りが行われています。
③石抜き機
この機械は石抜き機と言い、その名の通り混入した石を取り除きます。
米と石(異物)の比重の違いを利用して粒の間に混入している砂粒や小石を高精度で選別除去します。
この石抜きの工程は精米のときにもおこなわれます。
④米選機
内部に設置された照明と識別センサーによって色を見分け、出荷できるかどうかを自動的に選別します。出荷できないと判断された粒は高速で吹き出すエアによってはじかれます。
選別精度やエアの吹き出し速度などの技術も近年ますます発達しています。見た目もおしゃれでかっこいいですよね。
機械を駆使して作業効率アップ
新しい機械は作業効率が全然違います。以前は一時間当たり17俵程度の処理能力でしたが、今回の機械は一時間当たり33俵の処理能力がありますので、作業効率は2倍近くになっています。
今後も機械のアップデートをしながらより効率を上げていきたいと思います。