もりなが農園ニュース

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台風による強風対策

稲刈りのタイミングを見極め、美味しいお米に仕上げます

2018.9.24

もりなが農園のお米は、土づくりをはじめ、種蒔きから収穫、乾燥などの調整、管理、包装・販売まで、ほぼすべての工程を自社で行っています。



精米作業に関しては、自社近くに腕利きの職人さんがいらっしゃる関係で、精米作業のみお願いしています。精米もお米を磨いた直後から徐々に味が落ちていきますので、もりなが農園では注文を受けてから、配達前に精米作業を行うよう心がけています。こういった理由から、お米の味や品質や安全性にご好評をいただいています。

さて、もりなが農園ではまもなく稲刈りの時期を迎えますが、せっかくですので、ふだんあまりお話しすることのない稲刈りのタイミングについてお伝えしようと思います。

台風による強風対策

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  • 毎年、秋の稲刈り時期になると、日本各地で農業指導にあたる、県や市町村機関、また農協などでは「適期刈り」を呼びかけています。これは「お米が最も美味しくなっているタイミングで稲刈りをして下さい」ということです。

    実はこの稲刈りのタイミングによって、お米の味と収量に大きな差が出ます。

    ざっくり説明すると、稲刈りが早い場合は食味に優れた良いお米が穫れます。
    これは、籾全体に含まれる「未熟粒」(青米とも言います)の割合が増えるからです。未熟粒とは読んで字のごとく、まだ完全なお米になっていない緑色の粒を言います。未熟粒を割ると中が白色と半透明のものがあります。

    この未熟粒ですが、中身が白色のものが多くなると収穫量が少なくなってしまいます。その理由は、白色の未熟粒は収穫後に玄米を選別機でふるいにかけた際、「くず米」として選別されてしまうためです。しかし、選別に残った玄米はとても食味に優れ、高品質なお米になります。

    さて、逆に稲刈りが遅い場合は、お米の品質が下がる傾向にあります。
    よく色づいたお米は未熟粒の割合が少なく、登熟期間(とうじゅくきかん/穀物の種子が次第に発育・肥大すること)が長くなるため、粒が大きくなります。お米一粒ひとつぶの重量も増えてくず米の割合も少ないため、非常に収穫量が多くなります。

    一見すると農家にとって良いことだらけのように感じる「遅刈り」ですが、実はデメリットも大きいです。まず、登熟しすぎた粒は胴割れを起こし品質を低下させます。この胴割れですが、お米の中心あたりに横方向のヒビが入る状態で、そのうち上下に割れていきます。加えて米粒にツヤもなくなり、「等級落ち」の原因になります。つまり、遅刈りのお米は著しく品質が低下し、当然、食味なども期待できません。

    しかし、米農家さまの中にはあえて食味を無視し、少し遅めに稲刈りを行っているところが多いような気もします。それは、少しでも収穫量を多くしたいからだと思います。

    このような農家の方々は、おそらく収穫したお米を農協や業者だけに出荷されているのだと思います。出荷の際、お米の価格を決めるのは見た目の品質です。その場で出荷者が持ってきたお米を炊き、食味を確認してから買い付けを行うわけではありません。
    ですので、胴割れなどがおこる直前まで、一定の収穫量を確保したいと考えるのは、自然なことだと思います。

    もりなが農園の場合は、飲食店さまなどを中心に直接販売を行っていますので、食味が良いというのは絶対条件です。ですので、稲刈りのタイミングも若干早めといったところです。

    台風による強風対策

    食味や品質管理に力を入れている甲斐もあってか、今年も飲食店さまからたいへんご好評をいただき、昨シーズンのお米は売り切れになりました。一部のお客さまにはたいへんご迷惑をおかけしている状況ですが、もう間もなく新米が穫れますので、もう少々お待ちくださいませ。

    台風による強風対策

    もりなが農園では、培ってきた伝統と様々な最新技術を用い、手間を惜しまずに美味しいお米を仕上げたい一心で米作りに向き合っています。そして、毎日いただくお米だからこそ、美味しく安全なものをお届けしたいと思っています。
    まもなく新米の時期。丁寧に育てたもりなが農園のお米を、ぜひご賞味いただきたいと願っています。

    病気の発生がないかの確認作業
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台風による強風対策

台風による強風対策

2018.8.25

ここのところ、台風が続きました。



米農家にとって、この時期の台風は悩みの種です。
稲が最も水を欲しがっている時期の台風は、稲へのダメージもたいへん大きなものになるからです。

米農家にとって、この時期の台風は悩みの種

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  • この時期の台風はやはり気が抜けません

    もりなが農園では丹念に土づくりを行い、しっかりと根の張った稲を育てているのですが、この時期の台風はやはり気が抜けません。

    台風時には、傘をさすのが困難といわれる風速15m/sの風でも、稲の振動速度が大きくなり、茎葉が損傷してしまう恐れがあります。最悪の場合、稲が倒伏してしまうケースもあります。

    台風が来た場合、稲に風が当たらないようにしたいのですが、そうもいきません。
    対策としては、早めの深水湛水。つまり、田んぼにめいっぱい水を貯めて張っておくのが大事になってきます。
    最大限に水を貯めて茎葉を浸水させると、強風にさらされる部分が少なくなり、稲の振動が軽減されます。

    早めの深水湛水

    この時期は台風の情報をつぶさにチェックし、影響が出そうであれば早めの備えが急務となります。もりなが農園では、台風が来た先週も総出で対策を行い、何とか事なきを得ました。

    早めの備え

    台風時は稲の蒸発散も活発になり、給水量も多くなります。また、台風直後は雑菌の侵入も多くなるので、病気の発生がないかの確認作業も重要です。
    台風の経過後も水田が乾かないよう田んぼの確認作業と灌水を続けながら、収穫が近づく稲を見守ります。

    病気の発生がないかの確認作業
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出穂の時期

まもなく出穂の時期です

2018.8.1

ここのところ、異常な酷暑が収まりつつあります。



水田には蝉の鳴き声が降り注ぎ、稲たちは元気に育っていますが、気は抜けません。

稲たちは元気に育っています

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  • もうじき稲穂も出る出穂期(しゅっすいき)を迎えますが、稲の成熟期に酷暑日が続くと、米粒の割れや食味が低下する白未熟粒が出るおそれもあるため、注意が必要です。

    成熟期間の暑さ乗り越えられる丈夫な根を作るために、夜間に水を流し込んで土の温度をさげるなど多くの米農家は色いろな高温対策を取っています。

    温暖化と言われる昨今、出穂期が高温になる可能性は極めて高いため、細やかな田んぼの管理が必要です。

    農業に取り組める有り難み

    豪雨による影響で田んぼが流されるなど、仕事に支障が出ている農家の方々も多いと聞きます。こうした中で、農業に取り組める有り難みを、日々、感じています。

    被災した方々への心からお見舞いを申し上げるとともに、皆さまのご安全と、被災地の一日も早い復興を心よりお祈りしています。


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田植え

6月、今年も田植えの時期がやってきました

2018.6.20

いよいよ今シーズンの米づくりが本格的に始まりました!



昨年から今年にかけて、多くの方々からお米の注文をいただき誠にありがとうございました。
昨日は、田植えの様子を見学に来て下さるお客さまもいらっしゃいました。今シーズンも身を引き締め、丁寧に米作りを行ってまいります。

水稲

田植えを待つ「マット苗」の水稲たち

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  • 代掻きを終え、田植え待つ田んぼ

    代掻きを終え、田植え待つ田んぼです

    田んぼに運び込まれた稲苗

    所定の田んぼに運び込まれた稲苗

    田植え機に稲苗をセット1 田植え機に稲苗をセット2

    田植え機に稲苗をセットしていきます

    植え付け1 植え付け2 植え付け3

    慎重に田植え機を操作しながら、稲苗を決まった条間と株間に植え付けていきます


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麦

まもなく麦の刈り入れ時期です

2018.5.17

麦の刈り入れまで、1カ月を切りました。



昨年の12月に植えた麦も順調に成長し、部分的にではありますが次第に黄金色に色づきはじめています。

麦畑

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  • もりなが農園の畑は柳川の干拓地にあり、5月下旬にもなると黄金色に色づいた麦の絨毯に覆われます。

    現在は少しでも質の高い麦に仕上げるため、収穫時期を見定めて最後に行う追肥のタイミングを見計らいながら生育状態のチェックを行っています。

    耕盤層

    3月に紹介しましたが、今年は土づくりに加えて、新技術「部分浅耕」での麦栽培をスタートさせました。

    この技術を導入してから初めての収穫になるので、今からとても楽しみです。


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部分浅耕

新技術「部分浅耕」での麦栽培

2018.3.31

グングン気温が上がり、日中の平均気温が20℃を超える日も珍しくありません。
満開を迎えている桜も、来週にはすべて散りそうです。



この陽気で、もりなが農園の麦も大きく成長してきています。
以前は、他の畑と比べても育ちが遅かったのですが、ここへきて他の畑を上回る成長ぶりを見せ、青々とした葉を茂らせています。
その理由の一つとして、もりなが農園が導入している新技術も大きく関わっていると感じています。

青々とした葉を茂らせて

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  • ホームページで初めて紹介しますが、今作は「部分浅耕」(ぶぶんせんこう)と呼ばれる新技術を導入して麦を育てています。

    部分浅耕の技術を簡単に説明すると、刃の長さが異なる特殊なトラクター・ロータリーの耕耘(こううん)爪を使用して、耕耘・踏圧によってできる耕盤(こうばん)層に段差をつけていく、というものです。

    耕盤層

    一見すると、耕耘爪の長さや耕盤層の違いは分かりづらいかもしれません。しかし、これが大きな違いを生むと言われています。

    部分浅耕 爪

    部分浅耕のメリットですが、排水性が高まる、雑草の抑制効果が期待できる、湿害や乾燥に強くなる、ロータリーにかかる負担が少なくなり作業効率が上がり燃料も削減できる――と言われている画期的な技術です。
    この技術を導入し、麦の成長や収穫にどのように影響するのかが楽しみで、今後も検証を行いながら成長を追いかけていこうと思います。

    作業効率アップやコスト削減、リスクの回避は会社としても至上命題です。部分浅耕は麦だけではなく、米や大豆にも使用できる技術なので、作物の安定収量確保に繋がればと期待しています。


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麦踏みの季節

麦の土入れ作業を行いました

2018.3.13

梅の花も咲きだし、目に見えて春めいてきました。



今年は余寒が厳しく、麦の生育スピードが遅くなっていましたが、ここ一週間の陽気でだいぶ成長してきた感じです。

麦踏み

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  • さて、このほどもりなが農園では、麦の「土入れ」作業を行いました。
    土入れとは、畝の溝にある土をすくい上げ、麦が植えられている畝の上へ被せていく作業で、常用管理機を使って行います。

    みなみのかおり

    麦の株の周辺に土が被さると、麦の穂の無効分げつ(穂が着生しない分げつ状態)と、“遅れ穂”の発生を抑えることができます。同時に、土中にある雑草種子の発芽も防げます。

    麦

    このほか、土入れによって畝の溝(排水溝)が深くなって土壌の排水が良くなるため、土壌の空気不足などが原因となる湿害(生育障害)の防止にも役立つなど、土入れは一石三鳥の作業です。

    土入れは麦の生育を安定させ、出穂と成熟のタイミングを合わせる大事な作業です。麦の一粒一粒の品質を上げていくためには、こうした細かやかな作業が不可欠です。

    しろがね
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柳川 七ツ家は濃霧が発生

麦の生育と農業機器のメンテナンス

2018.1.31

十日前、もりなが農園のある柳川 七ツ家は濃霧が発生しました。



この辺りではときどき見られる幻想的で美しい光景ですが、霧の影響で畑の土はたっぷりと水分を含みます。

畑の土はたっぷりと水分を含み

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  • こういった日は、土が乾くまで農業機械を畑に入れることができませんので、作物の生育状況のチェックと農機具のメンテナンスを行います。

    麦の生育状態をチェック

    まずは、麦の生育状態をチェック。
    今冬は寒さが厳しいため、麦の目が出るのも一カ月近くかかりましたが、観察すると天に向かって葉先がピンと伸びていました。とても良い感じです。

    「ビークル」のエンジンオイルのチェック

    次に農機具のメンテナンスです。
    まず、種蒔きや施肥などに活躍する多目的機器「ビークル」のエンジンオイルのチェック等を行います。

    「こぎ刃」と呼ばれる部品の交換等

    「こぎ刃」と呼ばれる部品の交換等2

    次に、コンバインのメンテナンスです。稲穂から籾を取り除く「こぎ刃」と呼ばれる部品の交換等も併せて行います。
    このこぎ刃ですが、摩耗や変形したまま使用すると、効率が下がる原因になります。
    こぎ刃が付いている円柱状のドラムには、小さい穴が二カ所空いているのですが、ここから内側に手を伸ばしスパナを使って交換作業を行います。
    (こぎ刃は、ドラムの内側でナットとボルトで固定されており手元が見えません。かなり骨の折れる作業です)

    メンテナンスを終えた農業機械

    一通りのメンテナンスを終えた農業機械たちは、また従来通りのパフォーマンスを発揮してくれることと思います。
    作物や人間の身体、そして機械も日ごろのメンテナンスが大事ですね。

    日ごろのメンテナンスが大事
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