もりなが農園が手がける大豆の品種は、タンパク質含有量が多い「フクユタカ」です。
この品種でつくる豆腐や油揚げは風味が良く、たいへん人気です。
トラクターにセットした施肥播種機で、畑に大豆を蒔いていきます。
種蒔きが終わった畑から順に、除草作業を開始します。多目的管理機の「ビークル」を使い、土壌処理剤を混ぜた水を霧状にして散布していきます。この溶剤が土壌に吸着し、雑草の発生を抑制します。
「見たところ畑にほとんど雑草が生えていないけれど、この状態でも除草をするの?」と思われるかも知れません。
これには理由があり、雑草発生前に手を打つことにより、高い除草効果と効率の良い圃場管理が可能になります。
散布時、風が強いと均等に溶剤を撒くことができません。この日は有明海からの海風も穏やかで、天候に恵まれた中での散布作業になりました。