田植えから約一カ月経ち、稲が順調に育っています。
長雨の影響で稲株の分けつ(株の根本付近から新芽が出て株分かれすること)が思うように進んでいませんが、予報では今週にも梅雨が明けるそうです。これから順調に分けつが進んでくれると思います。
日照時間が長いと分けつが進み、収量にも大きく関わってきます。
分けつには稲の栄養状況と気象条件などで、しっかりとした穂になる「有効分けつ」と、穂にならない「無効分けつ」の2種類に分かれます。少しでも有効分けつを増やして収量を上げるために、先日は稲への肥料振りを行いました。
昨年の潮風害を踏まえて、今年の米作りは海から少し離れた内陸の田んぼを中心に行っています。この時期は稲と大豆の作業が重なるため重労働が続きますが、1つひとつの作業を丁寧に行って、高品質な農産物を育てていきたいと思います。