先日、しめ縄づくりのワークショップが開催され、講師として参加してきました。
毎年恒例となるこの行事は、今年で6年目。今年は約20名の方々がしめ縄づくりを学びました。
新年を迎えるにあたって神社や神棚などに備えるしめ縄は、神さまの「依代」(よりしろ)であり、家内安全や豊穣への祈りが込められています。
しめ縄づくりは農家の手仕事として引き継がれてきた伝統文化ですが、農業人口の減少などの変化もあり、徐々に作り手が減っているのが現状です。
今回のワークショップでは若い女性の方も参加して下さり、楽しみながらしめ縄づくりを学んでいただきました。
おかげさまで、最近は市外の方にも「しめ縄づくりを教えて欲しい」との依頼をいただくようになり、先日はお隣の大木町に行ってまいりました。
家族や地域の繁栄を祈りながらのしめ縄づくりは日本の大切な伝統文化の1つですので、これらの取り組みを通じて、しめ縄を自作する方が1人でも多く増えればうれしく思います。