今年も、稲刈りの時期がやってきました。
23町にも及ぶ広大なもりなが農園の田んぼ。
稲刈りの前に、「畝刈」(あぜかり)と呼ばれる作業を行います。
畝刈では、機械で刈れないような場所を手刈りしていきます。
畝の横に植わっている稲をコンバインで刈ってしまうと、”ツメ”の部分が畔に当たり、故障に繋がってしまいます。
鎌を手に、機械で刈れない場所を丁寧に手刈りしていきます。
大型のコンバインで稲を刈っていきます。6反の広さを刈り終えるのに、約2時間ほどかかります。
コンバインのコックピットから見た景色です。
刈り終えた場所には、隠れ場所を失った虫がたくさん。その虫を狙って、サギなどの鳥が群がります。
コンバインのタンクに籾が貯まると、軽トラックに積んだ袋へ移し変えます。
この1袋で、約800kg入ります。
収穫された籾を自社工場へ運び、籾摺り、乾燥、選別を行います。
もりなが農園では、お米を遠赤外線乾燥しているため乾燥にムラがなく、選別も高性能の色彩選別機を導入しており、徹底的に品質にこだわっています。
もりなが農園のお米は、美味しさだけではなく、見た目も非常に美しいのが特徴です。
晩生(普通より遅く成熟する品種)品種のお米もあるため、もりなが農園の稲刈りは、10月中旬まで続きます。