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モチダワラの穂が出てきました

もりなが農園が今年から育てている新品種のひとつ「モチダワラ」。
順調に生育し、穂が出てきました。

モチダワラは、名前の通り糯(もち)の水稲で、加工米として利用されています。

主に米粉として利用されているほか、米菓や業務用の餅原料として使われています。

モチダワラは写真の通り水稲に勢いがあり、根張りも違います。
(右側の穂が付いているのがヒノヒカリ、左側がモチダワラです)

また、多収米で、一つの穂についている米粒の数も、かなり多くなっています。
稲穂を持ったときも、かなり重さを感じます。

モチダワラとヒノヒカリの米粒を、実際に数えてみました。
すると、ヒノヒカリは一つの穂に80~90粒ついていたのに対し、モチダワラは約190粒もついていました。

まだすべての稲に稲穂が付いていませんが、モチダワラの稲穂が出そろうと、首をもたげた迫力のある稲穂の姿が見れると思います。

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大豆が芽吹きました!

早くも大豆が芽吹きました!

もりなが農園の大豆畑。2日前に植えた大豆(品種はフクユタカ)の様子を確認するため、畑の土を掘り返してみました。

すると、立派に発芽している大豆が顔を出しました! 大豆の生命力は本当に強いですね。

大豆はこれから大地にガッチリと根を張り、グングンと伸びていくでしょう。

もりなが農園の大豆畑には、稲藁をたっぷりとすき込み、土着菌微生物のチカラを生かした土づくりを行っていますので、陽の当たる土の表層部分も見た目よりずっと柔らかです。その理由から、大豆の発芽率はとても高くなっています。(ガチガチの固い土ですと、思うように発芽してくれません)

もりなが農園の大豆は、うまみがたっぷり詰まっていますので、枝豆で食べると特に美味しいですよ。
また、一晩水に浸けた大豆をご飯に炊き込んだ「大豆ご飯」もオススメですし、煮豆をはじめカレーの具にしても美味しいですね。

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田植えが始まりました!

もりなが農園の田植えが始まりました!

ズラリとならんだ稲苗たち。

植える稲苗は、約39,000坪分です!

稲の品種は、つたおとめ、ヒノヒカリ、寿限無(酒米)、元気つくし、モチダワラなど。

朝の5時から日が暮れるまで、汗だくになりながらの作業が続きます。

夕刻になると、夕日が水田に映えて美しく、日中の疲れを癒してくれます。

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麦の花

もりなが農園の麦畑では、麦の花が開花期を迎えています。

穂から見えている小さな白い物、これが麦の花です。

開花後からは実がどんどん太っていくと共に、穂が美しく色付いていきます。

麦の刈り入れは、6月中旬頃になる予定です。

おまけ。麦畑近くの水路に住む緑亀たちです。

冬眠から覚めたばかりの亀たち。
餌を求めて集まってくる愛らしい姿にいつも癒され、ついつい時間が経つのを忘れます。

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明けましておめでとうございます

新年、おめでとうございます。
平素より格別のお引き立てをありがとうございます。
本年も、どうぞ宜しくお願い致します。

米農家が手がける仕事の一つとして、正月用の「しめ飾り」作りがあります。

昨年末、もりなが農園では、当園の稲わらを使用して「しめ飾り」作りのワークショップを開催致しました。

ワークショップは小学生や年配の方など多数の方々にご参加いただきました。自宅のしめ飾りを手作りできるとともに日本の伝統文化も学べるとあって、ご参加の皆さまにはたいへん好評でした。

今年の年末には、小学校でのしめ飾り作り教室の開催も決まりました。

なお、教室開催等のご要望がありましたら、もりなが農園までご連絡下さい。

さて、今月は麦畑への追肥(ついひ)作業を行いました。今シーズン、麦の作付けは22町です。約100トンの収量を見込んでいます。

トラクターに装備した種まき機に肥料を入れ、さらに麦踏み用のローラーを付けて、麦踏みを行いながら施肥を行なっていきます。

“踏圧”(とうあつ)された麦の上に肥料が振られていきます。

踏圧された麦は、「エチレン」と呼ばれる植物ホルモンの働きによって成長が活発化し、茎が太く強い麦に育ちます。

こうした作業は、3月まで約10日~2週間おきに続けられます。

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稲刈りが始まりました!

今年も、稲刈りの時期がやってきました。

23町にも及ぶ広大なもりなが農園の田んぼ。

稲刈りの前に、「畝刈」(あぜかり)と呼ばれる作業を行います。
畝刈では、機械で刈れないような場所を手刈りしていきます。
畝の横に植わっている稲をコンバインで刈ってしまうと、”ツメ”の部分が畔に当たり、故障に繋がってしまいます。

鎌を手に、機械で刈れない場所を丁寧に手刈りしていきます。

大型のコンバインで稲を刈っていきます。6反の広さを刈り終えるのに、約2時間ほどかかります。

コンバインのコックピットから見た景色です。

刈り終えた場所には、隠れ場所を失った虫がたくさん。その虫を狙って、サギなどの鳥が群がります。

コンバインのタンクに籾が貯まると、軽トラックに積んだ袋へ移し変えます。

この1袋で、約800kg入ります。

収穫された籾を自社工場へ運び、籾摺り、乾燥、選別を行います。
もりなが農園では、お米を遠赤外線乾燥しているため乾燥にムラがなく、選別も高性能の色彩選別機を導入しており、徹底的に品質にこだわっています。

もりなが農園のお米は、美味しさだけではなく、見た目も非常に美しいのが特徴です。

晩生(普通より遅く成熟する品種)品種のお米もあるため、もりなが農園の稲刈りは、10月中旬まで続きます。

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大豆の収穫が始まりました!

大豆の植え付けから、ちょうど4カ月。いよいよ大豆の収穫が始まりました。
大豆の耕作面積地は、お米と同規模の約11町にも及びます。

もりなが農園が育てている大豆の品種はフクユタカ。大豆本来のしっかりとした味が特徴で、味噌の原料として人気の品種です。
また、煮豆や豆腐、豆乳作りがお好きな方には、特にオススメの品種でもあります。
ちなみに、もりなが農園でも、 自家製の豆乳づくりを楽しんでいます。インスタントコーヒーを少し混ぜて作ると、とても美味しい豆乳ができますよ 。

刈り取りには、大豆や麦、蕎麦を収穫する専門のコンバインを使用します。
このコンバインでは、一度に600kgもの大豆を収穫できます。

このコンバインは、大豆を刈り取りって鞘(さや)から実を取り出し、茎と鞘をチッパーで粉砕して畑へ撒く作業が一度で行える優れものです。

収穫と同時に、大豆畑に生えているチョウセンアサガオ等の草を取り除いていきます。
この作業を怠ると、コンバインのチッパーからアサガオの種が畑に撒き散らされてしまい、次の年には前年と比べて千倍ものアサガオが芽吹いてしまう大変な事態になります。

砂煙を上げながら大豆畑を進むコンバイン。この砂煙の有無が、刈り取りに適した土の乾燥状態を知る1つの目安になります。

大豆の収穫は、約1週間ほど続きます。

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稲の花が咲きました

刈り入れを1カ月後に控えたもりなが農園の水田。稲に花が咲きました。

青々とした水田。もりなが農園では、ヒノヒカリ、元気つくし、つやおとめをはじめ、もち米のヒヨクモチ、酒米の寿限無の合計5品種を育てています。

稲の穂が出来始めています。

今年の夏、県下は降雨量が極端に少なく、水管理には気を使っています。

水田に注がれる綺麗な水が田んぼを満たしていきます。

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大豆の種蒔きと除草を行いました

もりなが農園が手がける大豆の品種は、タンパク質含有量が多い「フクユタカ」です。

この品種でつくる豆腐や油揚げは風味が良く、たいへん人気です。

トラクターにセットした施肥播種機で、畑に大豆を蒔いていきます。

種蒔きが終わった畑から順に、除草作業を開始します。多目的管理機の「ビークル」を使い、土壌処理剤を混ぜた水を霧状にして散布していきます。この溶剤が土壌に吸着し、雑草の発生を抑制します。

「見たところ畑にほとんど雑草が生えていないけれど、この状態でも除草をするの?」と思われるかも知れません。
これには理由があり、雑草発生前に手を打つことにより、高い除草効果と効率の良い圃場管理が可能になります。

散布時、風が強いと均等に溶剤を撒くことができません。この日は有明海からの海風も穏やかで、天候に恵まれた中での散布作業になりました。

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田植えを行いました

田植えの季節です。23町の広さにも及ぶもりなが農園の田んぼ。田植えは10日間かけて行います。

田植えを待つ水が張られた田んぼ。

稲苗が満載された軽トラック。田植え機に稲苗をセットしやすいよう田んぼの端に並べていきます。

ヒノヒカリの苗床。

苗床を田植え機にセットしていきます。

また、有機質のペースト肥料を田植え機備え付けのタンクに入れていきます。

植えられた稲苗と成長を促す有機質のペースト肥料。

青空の下、整然と植えられたヒノヒカリの稲苗。穏やかな日本の風景です。

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トウモロコシへの肥料振り & 新入社員入社!

トウモロコシへの肥料振りを行いました。

もりなが農園のトウモロコシ畑には、3年もの間、じっくりと完熟させた牛糞堆肥を、一反につき6t、贅沢に鋤き込んでいます。

より味を良くするため、更に微生物を生かした有機肥料を畑に撒いていきます。

使用するのはホームページ内の「もりなが農園のこだわり」コーナーでも紹介している、もりなが農園特製の”もろみ肥料”。

もろみ肥料が入った肥料袋。1袋13㎏あり、気温が高い日の肥料振りは重労働です。

畝の左右、根が張っている部分に肥料を振っていきます。

種まきから2カ月を迎えたトウモロコシ。中には背丈が70センチを超えるものも。
生長点からは穂が出てきました。

5月から新入社員が入社しました。

美しく色付いてきた麦の穂。5月末に刈入れを迎えます。

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大好評につき、トウモロコシ、今年も販売いたします。

お米の購入者限定 もりなが農園のトウモロコシ、種まきを行いました

毎年、ご好評をいただいております、もりなが農園のトウモロコシ。今年の夏季も販売いたします。

もりなが農園のトウモロコシは、甘味が強く、お子さまや年配の方々にもうれしい粒皮の柔らかさが特徴。このトウモロコシを、食べ応えのあるズッシリとした大きさに育て、皆さまにお届けいたします。

畝に種まき用の穴を、等間隔に空けていきます

赤く見えるのがトウモロコシの種です

種まきはすべて一つひとつ手作業で行います